画像を(必要ならば垂直方向に反転して)変換します.
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関数 cvConvertImage は,画像の変換と必要に応じた垂直反転を行います.この関数は, ShowImage で利用されます.
トラックバーを作成し,指定されたウィンドウに追加します.
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関数 cvCreateTrackbar は,指定された名前と可動範囲をもつトラックバー(スライダ,レンジコントロールとも呼ばれます)を作成します.この関数の引数には,トラックバーの位置に同期する変数と,トラックバーの位置変化に応じて呼び出されるコールバック関数を指定します.作成されたトラックバーは,指定されたウィンドウの最上段に表示されます.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細:
- windowName トラックバーの親として利用されるウィンドウの名前.トラックバーがコントロールパネル上に追加される場合は,NULL を指定できます.
windowName が正しく与えられた場合,作成されたトラックバーはウィンドウ の下部に表示されます.あるいは, windowName が NULL であれば,コントロールパネル上に表示されます.
トラックバーのラベルをクリックすると,トラックバーの値を直接編集することができます.
CV_EXTERN_C_FUNCPTR( void (*CvTrackbarCallback)(int pos) );
すべてのHighGUIウィンドウを破棄します.
関数 cvDestroyAllWindows は,オープンされているHighGUIウィンドウをすべて破棄します.
ウィンドウを破棄します.
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関数 cvDestroyWindow は,指定された名前のウィンドウを破棄します.
トラックバーの位置を取得します.
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関数 cvGetTrackbarPos は,指定されたトラックバーの現在位置を返します.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細:
- windowName トラックバーの親として利用されるウィンドウの名前.トラックバーがコントロールパネル上に追加される場合は,NULL を指定できます.
ウィンドウの名前からウィンドウハンドルを取得します.
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関数 cvGetWindowHandle は,ネイティブなウィンドウハンドル(Win32の場合はHWND,GTK+の場合はGtkWidget)を返します.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細: 関数 cvGetWindowHandle は,Qt クラスの QWidget を継承した ネイティブなウィンドウハンドルを返します.
ウィンドウハンドルからウィンドウの名前を取得します.
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関数 cvGetWindowName は,引数で与えられたネイティブなウィンドウハンドル(Win32の場合はHWND,GTK+の場合はGtkWidget)が示すウィンドウの名前を返します.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細: 関数 cvGetWindowName は,ネイティブなウィンドウハンドル(QWidget)が与えられると,そのウィンドウの名前を返します.
HighGUIを初期化します.
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関数 cvInitSystem は,HighGUI を初期化します.最初のウィンドウを作成するよりも前に,ユーザによってこの関数が明示的に呼ばれなかった場合は, argc=0 , argv=NULL として,この関数が暗に呼ばれたことになります.Win32 環境では,これを明示的に呼び出す必要はありません.X Window 環境では,HighGUI ウィンドウやコントロールの見た目を変更するために,この引数を利用する可能性もあります.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細: 関数 cvInitSystem は,cvNamedWindow が最初に呼び出されたときに自動的に呼び出されます.
ウィンドウの位置を変更します.
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関数 cvMoveWindow は,ウィンドウの位置を変更します.
ウィンドウを作成します.
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関数 cvNamedWindow は,画像とトラックバーのプレースホルダとして利用されるウィンドウを作成します.このウィンドウは,その名前によって参照されます.
同じ名前のウィンドウが既に存在する場合は,この関数は何もしません.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細:
flags ウィンドウのフラグ.現在サポートされるフラグは以下のとおりです:
- CV_WINDOW_NORMAL or CV_WINDOW_AUTOSIZE: CV_WINDOW_NORMAL を指定すると,ユーザがウィンドウサイズを変更できるようになります.逆に CV_WINDOW_AUTOSIZE を指定すると,表示画像( ShowImage を参照してください)にフィットする様にウィンドウサイズが自動的に調整され,ユーザはウィンドウサイズを変更することができなくなります.
- CV_WINDOW_FREERATIO or CV_WINDOW_KEEPRATIO: CV_WINDOW_FREERATIO を指定すると,アスペクト比を保たずに画像サイズが調整され,逆に CV_WINDOW_KEEPRATIO を指定すると,アスペクト比を保つように調整されます.
- CV_GUI_NORMAL or CV_GUI_EXPANDED: CV_GUI_NORMAL を指定すると,ステータスバーとツールバーのない以前のウィンドウを表示することができます.逆に CV_GUI_EXPANDED を指定すると,機能強化された新しいGUIが表示されます.
このパラメータはオプションです.新たにウィンドウを作成する場合のデフォルトのフラグは, CV_WINDOW_AUTOSIZE , CV_WINDOW_KEEPRATIO , CV_GUI_EXPANDED です.
フラグを変更したい場合は, OR 演算子でこれらを組み合わせることができます.以下に例を示します:
cvNamedWindow( "myWindow", ``CV_WINDOW_NORMAL`` | ``CV_GUI_NORMAL`` );
ウィンドウサイズを変更します.
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関数 cvResizeWindow は,ウィンドウサイズを変更します.
マウスイベントに対してコールバックを割り当てます.
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関数 cvSetMouseCallback は,指定ウィンドウ内で発生するマウスイベントに対するコールバック関数を設定します.
event パラメータは,以下の内の1つです:
- CV_EVENT_MOUSEMOVE マウスが移動した
- CV_EVENT_LBUTTONDOWN 左ボタンが押された
- CV_EVENT_RBUTTONDOWN 右ボタンが押された
- CV_EVENT_MBUTTONDOWN 中ボタンが押された
- CV_EVENT_LBUTTONUP 左ボタンが離された
- CV_EVENT_RBUTTONUP 右ボタンが離された
- CV_EVENT_MBUTTONUP 中ボタンが離された
- CV_EVENT_LBUTTONDBLCLK 左ボタンがダブルクリックされた
- CV_EVENT_RBUTTONDBLCLK 右ボタンがダブルクリックされた
- CV_EVENT_MBUTTONDBLCLK 中ボタンがダブルクリックされた
flags パラメータは,以下の内の1つです:
- CV_EVENT_FLAG_LBUTTON 左ボタンが押されている
- CV_EVENT_FLAG_RBUTTON 右ボタンが押されている
- CV_EVENT_FLAG_MBUTTON 中ボタンが押されている
- CV_EVENT_FLAG_CTRLKEY Ctrl キーが押されている
- CV_EVENT_FLAG_SHIFTKEY Shift キーが押されている
- CV_EVENT_FLAG_ALTKEY Alt キーが押されている
トラックバーの位置をセットします.
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関数 cvSetTrackbarPos は,指定されたトラックバーの位置をセットします.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細:
- windowName トラックバーの親ウィンドウの名前.トラックバーがコントロールパネル上に配置されている場合は,NULL を指定できます.
指定されたウィンドウ内に画像を表示します.
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関数 cvShowImage は,指定されたウィンドウ内に画像を表示します.もし,ウィンドウ作成時にフラグ CV_WINDOW_AUTOSIZE が指定されていれば,画像は元来のサイズで表示されます.そうでなければ,ウィンドウサイズに合わせて表示画像サイズが変更されます.この関数は,画像のビット深度によっては,それを変更する可能性があります:
キーが押されるまで待機します.
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関数 cvWaitKey は,無限に( ),あるいは delay ミリ秒だけキーイベントを待ちます.キーが押された場合はそのキーコードが,キーが押されないまま指定されたタイムアウト時間が過ぎてしまった場合は -1 が返されます.
注意: この関数は,HighGUI においてイベントを取得して扱うための唯一の手段です.よって,実行環境がイベント処理を扱ってくれる場合を除けば,通常のイベント処理ではこの関数を周期的に呼び出す必要があります.
[Qt バックエンドのみ] Qt 固有機能の詳細: 現在の Qt の実装では,これが,ウィンドウの再描画 ldots などのイベントを処理する唯一の方法です.