CUDAを利用可能なデバイスの個数を返します.最初のGPU関数呼び出しよりも前に利用しなければいけません.OpenCVがGPUサポートなしでコンパイルされていれば,この関数は0を返します.
現在のスレッドでデバイスを設定し,それを初期化します.この関数呼び出しを省略することもできますが,その場合,最初に GPU が利用される際にデフォルトデバイスが初期化されます.
パラメタ: |
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現在のデバイスインデックスを返します.これは,{gpu::getDevice} によって設定された,またはデフォルトで初期化されたデバイスです.
GPU の計算機能.
enum GpuFeature
{
COMPUTE_10, COMPUTE_11,
COMPUTE_12, COMPUTE_13,
COMPUTE_20, COMPUTE_21,
ATOMICS, NATIVE_DOUBLE
};
このクラスは,指定の GPU プロパティを問い合わせる機能を提供します.
class CV_EXPORTS DeviceInfo
{
public:
DeviceInfo();
DeviceInfo(int device_id);
string name() const;
int majorVersion() const;
int minorVersion() const;
int multiProcessorCount() const;
size_t freeMemory() const;
size_t totalMemory() const;
bool supports(GpuFeature feature) const;
bool isCompatible() const;
};
_
指定されたデバイスに対する DeviceInfo オブジェクトを作成します. deviceidパラメータが指定されない場合は,現在のデバイスに対するオブジェクトが作成されます.
パラメタ: |
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メジャー compute cpapability バージョンを返します.
マイナー compute cpapability バージョンを返します.
ストリーミングマルチプロセッサの数を返します.
指定されたGPU機能がデバイスに備わっていれば true を,そうでなければ false を返します.
パラメタ: |
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指定されたデバイス上でこのGPUモジュールを実行できる場合は true ,そうでなければ false を返します.
このクラスは,GPU モジュールが,どの NVIDIA カードアーキテクチャ用にビルドされているかを調べる機能を提供します.
bigskip 以下は,GPUモジュールが,指定された機能をサポートする様にビルドされているかを調べるメソッドです:
パラメタ: |
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以下のメソッド群は,指定されたアーキテクチャ用の中間コード(PTX)またはバイナリGPUコードが,GPUモジュールに含まれているかを調べるためのものです:
CUDA C プログラミングガイド Version 3.2 からの引用:「ある compute capability に対して作られたPTX コードは常に,同じか,それ以降の compute capability のバイナリにコンパイルすることができます」