テンプレートと,それに重なった画像領域とを比較します.
パラメタ: |
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この関数は templ を image 全体に対してスライドさせ,それと重なる の領域とを指定された方法で比較し,その結果を result に保存します.以下に,この関数で指定可能な比較手法を表す式を示します( は画像を, はテンプレートを, は結果をそれぞれ表します.総和計算は,以下のようにテンプレートと(または)画像領域に対して行われます:
method=CV_TM_SQDIFF
method=CV_TM_SQDIFF_NORMED
method=CV_TM_CCORR
method=CV_TM_CCORR_NORMED
method=CV_TM_CCOEFF
ここで,
method=CV_TM_CCOEFF_NORMED
となります.
この関数による比較の後,関数 minMaxLoc() を用いて,大域的最小値( CV_TM_SQDIFF の場合)あるいは大域的最大値( CV_TM_CCORR や CV_TM_CCOEFF の場合)を検出することでベストマッチを得ることができます.カラー画像の場合,分母・分子それぞれの総和計算はすべてのチャンネルについて行われます(各チャンネルで用いる平均値はそれぞれ異なります).つまり,この関数はカラーテンプレートやカラー画像をとることができます.その場合も結果はシングルチャンネル画像のままで,簡単に分析できます.