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CV リファレンス マニュアル

最終変更者: 怡土順一, 最終変更リビジョン: 468, 最終変更日時: 2009-06-30 15:45:05 +0900 (火, 30 6月 2009)


カメラキャリブレーションと3次元再構成(Camera Calibration and 3D Reconstruction)


エピポーラ幾何(Epipolar Geometry)


FindFundamentalMat

2枚の画像間の点対応から基礎行列(F行列)を計算する

int cvFindFundamentalMat( const CvMat* points1,
                          const CvMat* points2,
                          CvMat* fundamental_matrix,
                          int    method=CV_FM_RANSAC,
                          double param1=3.,
                          double param2=0.99,
                          CvMat* status=NULL);

points1
大きさが2xN, Nx2, 3xN,また は Nx3 の1枚目の画像上の点の配列 (N は点の数). マルチチャンネルで大きさ 1xN,または Nx1 の配 列も使用可能である. 点の座標は浮動小数点型で表される(単精度または倍精度).
points2
2枚目の画像上の点の配列で point1とフォーマッ トやサイズは同じ.
fundamental_matrix
出力される基礎行列.サイズは 3x3, または 9x3(7-point methodは3つの行列を返す).
method
基礎行列の計算手法.
CV_FM_7POINT - 7-pointアルゴリズム. N == 7
CV_FM_8POINT - 8-pointアルゴリズム. N > 8
CV_FM_RANSAC - RANSAC アルゴリズム. N > 8
CV_FM_LMEDS - LMedSアルゴリズム. N >= 8
param1
RANSAC メソッドのときにのみ使用されるパラメー タ.点からエピポーラ線までの最大距離(その距離を超えるもの は外れ値であると判断し,それらを最終的な基礎行列の計算に使 用しない)をピクセル単位で示す. 通常は 1〜3 の値にセットされる.
param2
RANSAC または LMedSメソッドのときにのみ使用されるパラメータ. F行列の推定精度の信頼レベルを示す.
status
オプション:N個の要素からなる出力配列. 各要素は,アウトライア(外れ値)に対しては 0, 「インライア」,つまり推定されたエピポーラ幾何に良く適合する値, に対しては 1 にセットされる. この配列は RANSAC または LMedS メソッドのときのみ計算される.他の手法では,すべて 1 にセットされる.

エピポーラ幾何は以下の式で表される.

p2T*F*p1=0,

ここで F は基礎行列,p1p2 は2枚の画像間での対応点である.

関数 cvFindFundamentalMat は,基礎行列を上記の4つの手法の うちの1つを用いて計算し,求めた基礎行列の数(1 または 3)を返す.もし行列が求まらないときは0を返す.

計算された基礎行列は,この後cvComputeCorrespondEpilinesに渡され,指定された点に対応するエピポーラ線を求める.

(例)RANSACアルゴリズムを用いた基礎行列の推定

int point_count = 100;
CvMat* points1;
CvMat* points2;
CvMat* status;
CvMat* fundamental_matrix;

points1 = cvCreateMat(1,point_count,CV_32FC2);
points2 = cvCreateMat(1,point_count,CV_32FC2);
status = cvCreateMat(1,point_count,CV_8UC1);

/* 点対応を与える */
for( i = 0; i < point_count; i++ )
{
    points1->data.db[i*2] = <x1,i>;
    points1->data.db[i*2+1] = <y1,i>;
    points2->data.db[i*2] = <x2,i>;
    points2->data.db[i*2+1] = <y2,i>;
}

fundamental_matrix = cvCreateMat(3,3,CV_32FC1);
int fm_count = cvFindFundamentalMat( points1,points2,fundamental_matrix,
                                     CV_FM_RANSAC,3,0.99,status );

ComputeCorrespondEpilines

ステレオ画像の一方の画像上の点に対応する他方の画像上の エピポーラ線を計算する

void cvComputeCorrespondEpilines( const CvMat* points,
                                  int which_image,
                                  const CvMat* fundamental_matrix,
                                  CvMat* correspondent_lines);

points
入力点で大きさは2xN, Nx2, 3xN,また はNx3の配列である (ここで N は 点の数). マルチチャンネルの 1xN,また は Nx1 の配列も使用可能.
which_image
pointsを含む画像のインデックス(1 または 2).
fundamental_matrix
基礎行列.
correspondent_lines
計算されたエピポーラ線.大きさ は3xN また Nx3 の配列.

関数 cvComputeCorrespondEpilines は,ステレオ画像の一方の 画像上の各点に対応する他方の画像上の点(つまり,同じ3次元点を投影したもの) を含むような直線の方程式を求める. それぞれの線は,以下に示すように3つの要素 l=[a,b,c]T を持つベクトルで表される.


lT*[x, y, 1]T=0, または
a*x + b*y + c = 0

基礎行列の定義から (cvFindFundamentalMat を 参照),1枚目の画像(which_image=1)上の 点p1に対応する直線l2は 以下のように計算される.
l2=F*p1
また,2枚目の画像(which_image=2)上の 点p2に対応する直線l1は 以下のように計算される.
l1=FT*p2

直線の係数はある範囲内に収まる.この直線は (a2+b2=1)となるように正規化され, correspondent_lines として保存される.


ConvertPointsHomogeneous

座標を同次座標に(または,同次座標から座標)変換する

void cvConvertPointsHomogeneous( const CvMat* src, CvMat* dst );

src
入力点の配列.大きさは2xN, Nx2, 3xN, Nx3, 4xN, またはNx4(ここでNは点の数).マルチチャンネ ルの1xNまたはNx1の配列も使用可能.
dst
出力点の配列.入力配列と同じ数の点が含まれる次元数は,同じ, あるいは入力より1少ないか1大きい.そして2..4の範囲内でなければならない.

関数 cvConvertPointsHomogeneous は,2次元または3次元の点を 同次座標に(または,同次座標から座標に)変換,単純なコピー,あるいは配列の転置を行う. もし入力配列の次元が出力配列より大きい場合,各座標値はベクトルの最後の座標値(要素値)で割られる.

(x,y[,z],w) -> (x',y'[,z']):

x' = x/w
y' = y/w
z' = z/w (出力が3次元の場合)
出力配列の次元が大きい場合は,それぞれの点座標ベクトルに1が加えられる.
(x,y[,z]) -> (x,y[,z],1)
これ以外の場合は,入力配列が単純に出力にコピー(オプションとして転置を伴う)される. 注釈:この関数はさまざまな種類の配列を受け付けるので, 入力と出力の次元が不明瞭であるときはエラーを報告する場合がある. この関数を入力点数 N>=5 で使用するか, マルチチャンネルの Nx1 または 1xN の配列を用いれば,常に安全 である.

CvStereoBMState

ブロックマッチングによるステレオマッチングアルゴリズムのための構造体

typedef struct CvStereoBMState
{
    // 事前フィルタ(入力画像の正規化):
    int       preFilterType; // 0(現在のところ)
    int       preFilterSize; // おおよそ 5x5 から 21x21
    int       preFilterCap;  // おおよそ 31 以下
    // SAD(Sum of Absolute Difference)によるマッチング
    int       SADWindowSize; // 5x5 から 21x21
    int       minDisparity;  // 最小視差(=0)
    int       numberOfDisparities; // 最大視差-最小視差
    // 事後フィルタ(悪いマッチング結果を破棄):
    int       textureThreshold; // テクスチャのない領域は無視される
    float     uniquenessRatio;// 異なる視差でのマッチが近辺にある場合,
                              // そのピクセルは除外される.
    int       speckleWindowSize;// 視差変化ウィンドウ(利用されない)
    int       speckleRange; // ウィンドウの変化範囲(利用されない)
    // 内部バッファ.変更しないこと!!
    CvMat* preFilteredImg0;
    CvMat* preFilteredImg1;
    CvMat* slidingSumBuf;
}
CvStereoBMState;

Kurt Konolige による ブロックマッチングによるステレオマッチングアルゴリズムは, 非常に高速な 1-パス ステレオマッチングアルゴリズムである. これは,左右の画像において比較するピクセル位置のずれを変化 (minDisparity から minDisparity+numberOfDisparities まで) させながら,輝度値の差の絶対値の総和を画像全体に渡って計算する. このアルゴリズムは,WxH の画像のペアにおいて,その視差を O(W*H*numberOfDisparities) 回計算する. このアルゴリズムは,視差画像の質と信頼性を向上させるために, 事前フィルタおよび事後フィルタを導入している.

このアルゴリズムは,対応するブロックを,x-軸方向にのみ探索する事に注意する. つまり,平行化されているステレオ画像ペアに適応するべきである. また,垂直ステレオは直接サポートされていないが,そのような場合,ユーザは画像を転置させればよい.


CreateStereoBMState

ステレオブロックマッチング構造体を作成する

#define CV_STEREO_BM_BASIC 0
#define CV_STEREO_BM_FISH_EYE 1
#define CV_STEREO_BM_NARROW 2

CvStereoBMState* cvCreateStereoBMState( int preset=CV_STEREO_BM_BASIC,
                                        int numberOfDisparities=0 );

preset
あらかじめ定義されたパラメータのID.構造体を作成した後で,任意のパラメータをオーバーライドできる.
numberOfDisparities
視差数(最大視差-最小視差). このパラメータが 0 の場合,preset から選択される. そうでない場合は,与えられた値が preset の値をオーバーライドする.

関数 cvCreateStereoBMState は, ステレオマッチング構造体を作成し,それを初期化する. cvFindStereoCorrespondenceBM を呼ぶまでは,いつでも任意のパラメータをオーバーライドする事ができる.


ReleaseStereoBMState

ステレオブロックマッチング構造体を解放する

void cvReleaseStereoBMState( CvStereoBMState** state );

state
解放される構造体へのポインタのポインタ

関数 cvReleaseStereoBMState は, ステレオマッチング構造体と,関連するすべての内部バッファを解放する.


FindStereoCorrespondenceBM

ブロックマッチングアルゴリズムを用いて視差画像を計算する

void cvFindStereoCorrespondenceBM( const CvArr* left, const CvArr* right,
                                   CvArr* disparity, CvStereoBMState* state );

left
左画像.シングルチャンネル,8ビット.
right
右画像.左画像と同じサイズ,同じ種類.
disparity
出力の視差配列.シングルチャンネル,16ビット,符号有り整数,入力画像と同サイズ. 各要素は,計算された視差であり,16倍されて整数値にまるめられる.
state
ステレオマッチング構造体.

関数 cvFindStereoCorrespondenceBM は, 平行化された入力ステレオ画像ペアの視差画像を計算する.


CvStereoGCState

グラフカットに基づくステレオマッチングのための構造体

typedef struct CvStereoGCState
{
    int Ithreshold; // データ項の閾値(デフォルトでは 5)
    int interactionRadius; // 平滑化項の範囲(デフォルトでは 1,Pottsモデル)
    float K, lambda, lambda1, lambda2; // コスト関数のパラメータ
                                       // (通常は,入力データから適応的に求められる)
    int occlusionCost; // デフォルトでは 10000
    int minDisparity; // デフォルトでは 0.CvStereoBMState を参照
    int numberOfDisparities; // ユーザによって定義される.CvStereoBMState を参照
    int maxIters; // 繰り返し計算の回数.ユーザによって定義される

    // 内部バッファ
    CvMat* left;
    CvMat* right;
    CvMat* dispLeft;
    CvMat* dispRight;
    CvMat* ptrLeft;
    CvMat* ptrRight;
    CvMat* vtxBuf;
    CvMat* edgeBuf;
}
CvStereoGCState;

[Kolmogorov03] で紹介されたグラフカットステレオマッチングアルゴリズム(KZ1 として知られている)は, 非リアルタイムのステレオマッチングアルゴリズムであり,通常, 明確なオブジェクト境界を示す非常に正確な奥行き画像を計算する. このアルゴリズムは,ステレオ問題を2値最適化問題のシーケンスとして扱い, それぞれは最大流アルゴリズム(max flow algorithm)を用いて解かれる. 上述の構造体は,手動で確保,初期化されるべきではない. その代わりに, cvCreateStereoGCState を利用して,必要ならばパラメータをオーバーライドする.


CreateStereoGCState

グラフカットステレオマッチングアルゴリズムの構造体を作成する

CvStereoGCState* cvCreateStereoGCState( int numberOfDisparities,
                                        int maxIters );

numberOfDisparities
視差数.視差の探索範囲は, state->minDisparity ≤ disparity < state->minDisparity + state->numberOfDisparities となる.
maxIters
繰り返し計算の最大数. 各繰り返しにおいて,すべての(あるいは,適度な数の)α拡張を行う. このアルゴリズムは,コスト関数全体を減少させるα拡張が見つからなかった場合は, そこで終了する.詳しくは,[Kolmogorov03] を参照すること.

関数 cvCreateStereoGCState は, ステレオマッチング構造体を作成し,それを初期化する. cvFindStereoCorrespondenceGC を呼ぶまでは,いつでも任意のパラメータをオーバーライドする事ができる.


ReleaseStereoGCState

グラフカットアルゴリズムに基づくステレオマッチング構造体を解放する

void cvReleaseStereoGCState( CvStereoGCState** state );

state
解放される構造体へのポインタのポインタ

関数 cvReleaseStereoGCState は, ステレオマッチング構造体と,それに関連するすべての内部バッファを解放する.


FindStereoCorrespondenceGC

グラフカットに基づくアルゴリズムにより視差画像を計算する

void cvFindStereoCorrespondenceGC( const CvArr* left, const CvArr* right,
                                   CvArr* dispLeft, CvArr* dispRight,
                                   CvStereoGCState* state,
                                   int useDisparityGuess CV_DEFAULT(0) );

left
左画像.シングルチャンネル,8ビット.
right
右画像.左画像と同じサイズ,同じ種類.
dispLeft
出力オプション:シングルチャンネル,16ビット,符号有り整数.入力画像と同じサイズの左視差画像.
dispRight
出力オプション:シングルチャンネル,16ビット,符号有り整数.入力画像と同じサイズの右視差画像.
state
ステレオマッチング構造体.
useDisparityGuess
このパラメータが 0 でない場合, あらかじめ定義された視差画像を用いて計算が開始される.つまり, dispLeft と dispRight が共に,妥当な視差画像である必要がある. そうでない場合は,(すべてのピクセルがオクルージョンとなっている)空の視差画像から開始される.

関数 cvFindStereoCorrespondenceGC は, 平行化された入力ステレオ画像ペアの視差画像を計算する. 左視差画像は,以下の範囲の値を含むことに注意する:

-state->numberOfDisparities-state->minDisparity < dispLeft(x,y) ≤ -state->minDisparity,
あるいは
dispLeft(x,y) == CV_STEREO_GC_OCCLUSION,
また,右視差画像は以下のようになる:
state->minDisparity ≤ dispRight(x,y) < state->minDisparity+state->numberOfDisparities,
あるいは
dispRight(x,y) == CV_STEREO_GC_OCCLUSION,
つまり,右視差画像では,左視差画像と範囲が逆転している. マッチング結果が良くないピクセルは,オクルージョンとして処理される.

次に,この関数の使い方を示す:

// image_left と image_right はそれぞれ,左右のカメラの
// 8 ビット,シングルチャンネルの入力画像
CvSize size = cvGetSize(image_left);
CvMat* disparity_left = cvCreateMat( size.height, size.width, CV_16S );
CvMat* disparity_right = cvCreateMat( size.height, size.width, CV_16S );
CvStereoGCState* state = cvCreateStereoGCState( 16, 2 );
cvFindStereoCorrespondenceGC( image_left, image_right,
    disparity_left, disparity_right, state, 0 );
cvReleaseStereoGCState( &state );
// 計算された視差画像を使って,以下で好きな処理を行う…
以下は,有名な Tsukuba ステレオペア画像から計算された出力左視差画像を, -16 倍したものである(通常,左視差画像は負の値を持つので):
CvMat* disparity_left_visual = cvCreateMat( size.height, size.width, CV_8U );
cvConvertScale( disparity_left, disparity_left_visual, -16 );
cvSave( "disparity.png", disparity_left_visual );


ReprojectImageTo3D

視差画像を三次元空間に再投影する

void cvReprojectImageTo3D( const CvArr* disparity,
                           CvArr* _3dImage, const CvMat* Q );

disparity
視差画像.
_3dImage
3 チャンネル,16ビット あるいは 32ビットの浮動小数点型画像. - 出力は,三次元点の集合になる.
Q
4×4 の再投影行列.

関数 cvReprojectImageTo3D は, シングルチャンネルの視差画像を,三次元面である3チャンネルの画像に変換する. つまり,各ピクセル (x,y) と,それに対応する視差 d=disparity(x,y) が与えられると,以下のように変換される:

[X Y Z W]T = Q*[x y d 1]T
_3dImage(x,y) = (X/W, Y/W, Z/W)

行列 Q は, 例えば,cvStereoRectify によって計算される行列のような,任意の行列である. 疎な点集合 {(x,y,d),...} を三次元空間に投影するには, cvPerspectiveTransform を持ちいる.

OpenCV-1.0 リファレンス マニュアル
OpenCV-1.1pre リファレンス マニュアル
OpenCVサンプルコード


CV_ASSERT
CV_CALL
CV_CHECK
CV_CMP
CV_ERROR
CV_FUNCNAME
CV_GET_SEQ_ELEM
CV_GRAPH_EDGE_FIELDS
CV_GRAPH_FIELDS
CV_GRAPH_VERTEX_FIELDS
CV_IABS
CV_IMAGE_ELEM
CV_IMAX
CV_IMIN
CV_NODE_HAS_NAME
CV_NODE_IS_COLLECTION
CV_NODE_IS_EMPTY
CV_NODE_IS_FLOW
CV_NODE_IS_INT
CV_NODE_IS_MAP
CV_NODE_IS_REAL
CV_NODE_IS_SEQ
CV_NODE_IS_STRING
CV_NODE_IS_USER
CV_NODE_SEQ_IS_SIMPLE
CV_QUADEDGE2D_FIELDS
CV_RGB
CV_SEQUENCE_FIELDS
CV_SET_FIELDS
CV_SIGN
CV_SUBDIV2D_FIELDS
CV_SUBDIV2D_POINT_FIELDS
CV_SWAP
CV_TREE_NODE_FIELDS
CV_TURN_ON_IPL_COMPATIBILITY
EXIT
MAX
MIN
OPENCV_ASSERT
OPENCV_CALL
OPENCV_ERRCHK
OPENCV_ERROR
__BEGIN__
__END__

CvANN_MLP
CvANN_MLP::create
CvANN_MLP::train
CvANN_MLP_TrainParams
CvArr
CvAttrList
CvBoost
CvBoost::get_weak_predictors
CvBoost::predict
CvBoost::prune
CvBoost::train
CvBoostParams
CvBoostTree
CvBox2D
CvCapture
CvConDensation
CvConnectedComp
CvConvexityDefect
CvDTree
CvDTree::predict
CvDTree::train
CvDTreeNode
CvDTreeParams
CvDTreeSplit
CvDTreeTrainData
CvEM
CvEM::train
CvEMParams
CvFileNode
CvFileStorage
CvGraph
CvGraphScanner
CvHMM
CvHaarClassifier
CvHaarClassifierCascade
CvHaarFeature
CvHaarStageClassifier
CvHistogram
CvImgObsInfo
CvKNearest
CvKNearest::find_nearest
CvKNearest_train
CvKalman
CvMat
CvMatND
CvMemBlock
CvMemStorage
CvMemStoragePos
CvNormalBayesClassifier
CvNormalBayesClassifier::predict
CvNormalBayesClassifier::train
CvPoint
CvPoint2D32f
CvPoint2D64f
CvPoint3D32f
CvPoint3D64f
CvQuadEdge2D
CvRTParams
CvRTrees
CvRTrees::get_proximity
CvRTrees::get_var_importance
CvRTrees::predict
CvRTrees::train
CvRect
CvSVM
CvSVM::get_default_grid
CvSVM::get_params
CvSVM::get_support_vector
CvSVM::train
CvSVM::train_auto
CvSVMParams
CvScalar
CvSeq
CvSeqBlock
CvSet
CvSize
CvSize2D32f
CvSlice
CvSparseMat
CvStatModel
CvStatModel::CvStatModel
CvStatModel::CvStatModel(data)
CvStatModel::clear
CvStatModel::load
CvStatModel::predict
CvStatModel::read
CvStatModel::save
CvStatModel::train
CvStatModel::write
CvStatModel::~CvStatModel
CvStereoBMState
CvStereoGCState
CvSubdiv2D
CvSubdiv2DPoint
CvTermCriteria
CvTreeNodeIterator
CvTypeInfo
IplImage
RTreesOOBerror

cv2DRotationMatrix
cv3dTrackerCalibrateCameras
cv3dTrackerLocateObjects
cvAbs
cvAbsDiff
cvAbsDiffS
cvAcc
cvAdaptiveThreshold
cvAdd
cvAddS
cvAddWeighted
cvAlloc
cvAnd
cvAndS
cvApproxChains
cvApproxPoly
cvArcLength
cvAvg
cvAvgSdv
cvBackProjectPCA
cvBoundingRect
cvBoxPoints
cvCalcBackProject
cvCalcBackProjectPatch
cvCalcCovarMatrix
cvCalcCovarMatrixEx
cvCalcDecompCoeff
cvCalcEMD2
cvCalcEigenObjects
cvCalcGlobalOrientation
cvCalcHist
cvCalcImageHomography
cvCalcMotionGradient
cvCalcOpticalFlowBM
cvCalcOpticalFlowHS
cvCalcOpticalFlowLK
cvCalcOpticalFlowPyrLK
cvCalcPCA
cvCalcPGH
cvCalcProbDensity
cvCalcSubdivVoronoi2D
cvCalibrateCamera2
cvCalibrationMatrixValues
cvCamShift
cvCanny
cvCartToPolar
cvCbrt
cvCheckArr
cvCheckArray
cvCheckContourConvexity
cvCircle
cvClearGraph
cvClearHist
cvClearMemStorage
cvClearND
cvClearSeq
cvClearSet
cvClearSubdivVoronoi2D
cvClipLine
cvClone
cvCloneGraph
cvCloneImage
cvCloneMat
cvCloneMatND
cvCloneSeq
cvCloneSparseMat
cvCmp
cvCmpS
cvCompareHist
cvComputeCorrespondEpilines
cvConDensInitSampleSet
cvConDensUpdateByTime
cvContourArea
cvContourFromContourTree
cvConvert
cvConvertImage
cvConvertPointsHomogeneous
cvConvertScale
cvConvertScaleAbs
cvConvexHull2
cvConvexityDefects
cvCopy
cvCopyHist
cvCopyMakeBorder
cvCornerEigenValsAndVecs
cvCornerHarris
cvCornerMinEigenVal
cvCountNonZero
cvCreate2DHMM
cvCreateCameraCapture
cvCreateChildMemStorage
cvCreateConDensation
cvCreateContourTree
cvCreateData
cvCreateFeatureTree
cvCreateFileCapture
cvCreateGraph
cvCreateGraphScanner
cvCreateHist
cvCreateImage
cvCreateImageHeader
cvCreateKalman
cvCreateMat
cvCreateMatHeader
cvCreateMatND
cvCreateMatNDHeader
cvCreateMemStorage
cvCreateObsInfo
cvCreatePOSITObject
cvCreateSeq
cvCreateSet
cvCreateSparseMat
cvCreateStereoBMState
cvCreateStereoGCState
cvCreateStructuringElementEx
cvCreateSubdivDelaunay2D
cvCreateTrackbar
cvCreateVideoWriter
cvCrossProduct
cvCvtColor
cvCvtPixToPlane
cvCvtPlaneToPix
cvCvtScale
cvCvtScaleAbs
cvCvtSeqToArray
cvDCT
cvDFT
cvDecRefData
cvDeleteMoire
cvDestroyAllWindows
cvDestroyWindow
cvDet
cvDilate
cvDistTransform
cvDiv
cvDotProduct
cvDrawChessBoardCorners
cvDrawContours
cvDynamicCorrespondMulti
cvEViterbi
cvEigenDecomposite
cvEigenProjection
cvEigenVV
cvEllipse
cvEllipse2Poly
cvEllipseBox
cvEndFindContours
cvEndWriteSeq
cvEndWriteStruct
cvEqualizeHist
cvErode
cvError
cvErrorStr
cvEstimateHMMStateParams
cvEstimateObsProb
cvEstimateTransProb
cvExp
cvExtractSURF
cvFastArctan
cvFillConvexPoly
cvFillPoly
cvFilter2D
cvFindChessboardCorners
cvFindContours
cvFindCornerSubPix
cvFindExtrinsicCameraParams2
cvFindFeatures
cvFindFeaturesBoxed
cvFindFundamentalMat
cvFindGraphEdge
cvFindGraphEdgeByPtr
cvFindHomography
cvFindNearestPoint2D
cvFindNextContour
cvFindRuns
cvFindStereoCorrespondence
cvFindStereoCorrespondenceBM
cvFindStereoCorrespondenceGC
cvFindType
cvFirstType
cvFitEllipse2
cvFitLine2D
cvFlip
cvFloodFill
cvFlushSeqWriter
cvFree
cvGEMM
cvGet1D
cvGet2D
cvGet3D
cvGetAffineTransform
cvGetCaptureProperty
cvGetCentralMoment
cvGetCol
cvGetCols
cvGetDiag
cvGetDims
cvGetElemType
cvGetErrMode
cvGetErrStatus
cvGetFileNode
cvGetFileNodeByName
cvGetFileNodeName
cvGetGraphVtx
cvGetHashedKey
cvGetHistValue_1D
cvGetHistValue_2D
cvGetHistValue_3D
cvGetHistValue_nD
cvGetHuMoments
cvGetImage
cvGetImageCOI
cvGetImageROI
cvGetMat
cvGetMinMaxHistValue
cvGetModuleInfo
cvGetND
cvGetNextSparseNode
cvGetNormalizedCentralMoment
cvGetNumThreads
cvGetOptimalDFTSize
cvGetPerspectiveTransform
cvGetQuadrangleSubPix
cvGetRawData
cvGetReal1D
cvGetReal2D
cvGetReal3D
cvGetRealND
cvGetRectSubPix
cvGetRootFileNode
cvGetRow
cvGetRows
cvGetSeqElem
cvGetSeqReaderPos
cvGetSetElem
cvGetSize
cvGetSpatialMoment
cvGetSubRect
cvGetTextSize
cvGetThreadNum
cvGetTickCount
cvGetTickFrequency
cvGetTrackbarPos
cvGetWindowHandle
cvGetWindowName
cvGoodFeaturesToTrack
cvGrabFrame
cvGraphAddEdge
cvGraphAddEdgeByPtr
cvGraphAddVtx
cvGraphEdgeIdx
cvGraphFindEdge
cvGraphFindEdgeByPtr
cvGraphRemoveEdge
cvGraphRemoveEdgeByPtr
cvGraphRemoveVtx
cvGraphRemoveVtxByPtr
cvGraphVtxDegree
cvGraphVtxDegreeByPtr
cvGraphVtxIdx
cvGuiBoxReport
cvHaarDetectObjects
cvHoughCircles
cvHoughLines2
cvImgToObs_DCT
cvInRange
cvInRangeS
cvIncRefData
cvInitFont
cvInitImageHeader
cvInitLineIterator
cvInitMatHeader
cvInitMatNDHeader
cvInitMixSegm
cvInitSparseMatIterator
cvInitSystem
cvInitTreeNodeIterator
cvInitUndistortMap
cvInitUndistortRectifyMap
cvInpaint
cvInsertNodeIntoTree
cvIntegral
cvInv
cvInvSqrt
cvInvert
cvIsInf
cvIsNaN
cvKMeans2
cvKalmanCorrect
cvKalmanPredict
cvKalmanUpdateByMeasurement
cvKalmanUpdateByTime
cvLUT
cvLaplace
cvLine
cvLoad
cvLoadHaarClassifierCascade
cvLoadImage
cvLog
cvLogPolar
cvMahalanobis
cvMakeAlphaScanlines
cvMakeHistHeaderForArray
cvMakeScanlines
cvMakeSeqHeaderForArray
cvMat
cvMatMul
cvMatMulAdd
cvMatchContourTrees
cvMatchShapes
cvMatchTemplate
cvMax
cvMaxRect
cvMaxS
cvMeanShift
cvMemStorageAlloc
cvMemStorageAllocString
cvMerge
cvMin
cvMinAreaRect2
cvMinEnclosingCircle
cvMinMaxLoc
cvMinS
cvMirror
cvMixChannels
cvMixSegmL2
cvMoments
cvMorphEpilinesMulti
cvMorphologyEx
cvMoveWindow
cvMul
cvMulAddS
cvMulSpectrums
cvMulTransposed
cvMultiplyAcc
cvNamedWindow
cvNextGraphItem
cvNextTreeNode
cvNorm
cvNormalize
cvNormalizeHist
cvNot
cvNulDevReport
cvOpenFileStorage
cvOr
cvOrS
cvPOSIT
cvPerspectiveTransform
cvPointPolygonTest
cvPointSeqFromMat
cvPolarToCart
cvPolyLine
cvPostWarpImage
cvPow
cvPreCornerDetect
cvPreWarpImage
cvPrevTreeNode
cvProjectPCA
cvProjectPoints2
cvPtr1D
cvPtr2D
cvPtr3D
cvPtrND
cvPutText
cvPyrDown
cvPyrMeanShiftFiltering
cvPyrSegmentation
cvPyrUp
cvQueryFrame
cvQueryHistValue_1D
cvQueryHistValue_2D
cvQueryHistValue_3D
cvQueryHistValue_nD
cvRNG
cvRandArr
cvRandInt
cvRandReal
cvRandShuffle
cvRange
cvRead
cvReadByName
cvReadChainPoint
cvReadInt
cvReadIntByName
cvReadRawData
cvReadRawDataSlice
cvReadReal
cvReadRealByName
cvReadString
cvReadStringByName
cvRectangle
cvRedirectError
cvReduce
cvRegisterModule
cvRegisterType
cvRelease
cvRelease2DHMM
cvReleaseCapture
cvReleaseConDensation
cvReleaseData
cvReleaseFeatureTree
cvReleaseFileStorage
cvReleaseGraphScanner
cvReleaseHaarClassifierCascade
cvReleaseHist
cvReleaseImage
cvReleaseImageHeader
cvReleaseKalman
cvReleaseMat
cvReleaseMatND
cvReleaseMemStorage
cvReleaseObsInfo
cvReleasePOSITObject
cvReleaseSparseMat
cvReleaseStereoBMState
cvReleaseStereoGCState
cvReleaseStructuringElement
cvReleaseVideoWriter
cvRemap
cvRemoveNodeFromTree
cvRepeat
cvReprojectImageTo3D
cvResetImageROI
cvReshape
cvReshapeMatND
cvReshapeND
cvResize
cvResizeWindow
cvRestoreMemStoragePos
cvRetrieveFrame
cvRodrigues2
cvRound
cvRunHaarClassifierCascade
cvRunningAvg
cvSVBkSb
cvSVD
cvSampleLine
cvSave
cvSaveImage
cvSaveMemStoragePos
cvScale
cvScaleAdd
cvSegmentMotion
cvSeqElemIdx
cvSeqInsert
cvSeqInsertSlice
cvSeqInvert
cvSeqPartition
cvSeqPop
cvSeqPopFront
cvSeqPopMulti
cvSeqPush
cvSeqPushFront
cvSeqPushMulti
cvSeqRemove
cvSeqRemoveSlice
cvSeqSearch
cvSeqSlice
cvSeqSort
cvSet
cvSet1D
cvSet2D
cvSet3D
cvSetAdd
cvSetCaptureProperty
cvSetData
cvSetErrMode
cvSetErrStatus
cvSetHistBinRanges
cvSetIPLAllocators
cvSetIdentity
cvSetImageCOI
cvSetImageROI
cvSetImagesForHaarClassifierCascade
cvSetMemoryManager
cvSetMouseCallback
cvSetND
cvSetNew
cvSetNumThreads
cvSetReal1D
cvSetReal2D
cvSetReal3D
cvSetRealND
cvSetRemove
cvSetRemoveByPtr
cvSetSeqBlockSize
cvSetSeqReaderPos
cvSetTrackbarPos
cvSetZero
cvShowImage
cvSmooth
cvSnakeImage
cvSobel
cvSolveCubic
cvSolvePoly
cvSplit
cvSqrt
cvSquareAcc
cvStartAppendToSeq
cvStartFindContours
cvStartNextStream
cvStartReadChainPoints
cvStartReadRawData
cvStartReadSeq
cvStartWriteSeq
cvStartWriteStruct
cvStdErrReport
cvStereoCalibrate
cvStereoRectify
cvStereoRectifyUncalibrated
cvSub
cvSubRS
cvSubS
cvSubdiv2DEdgeDst
cvSubdiv2DEdgeOrg
cvSubdiv2DGetEdge
cvSubdiv2DLocate
cvSubdiv2DNextEdge
cvSubdiv2DRotateEdge
cvSubdivDelaunay2DInsert
cvSubstituteContour
cvSum
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cvThreshold
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cvTranspose
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cvUndistortPoints
cvUniformImgSegm
cvUnregisterType
cvUpdateMotionHistory
cvUseOptimized
cvWaitKey
cvWarpAffine
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cvWarpPerspectiveQMatrix
cvWatershed
cvWrite
cvWriteComment
cvWriteFileNode
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cvXorS
cvZero
cvmGet
cvmSet
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