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CXCORE リファレンス マニュアル

最終変更者: 怡土順一, 最終変更リビジョン: 488, 最終変更日時: 2009-08-30 02:33:43 +0900 (日, 30 8月 2009)


動的構造体(Dynamic Structures)


グラフ(Graphs)


CvGraph

重み付きの有向または無向グラフ

    #define CV_GRAPH_VERTEX_FIELDS()    ¥
        int flags; /* 頂点フラグ */   ¥
        struct CvGraphEdge* first; /* 最初の辺 */ 

    typedef struct CvGraphVtx
    {
        CV_GRAPH_VERTEX_FIELDS()
    }
    CvGraphVtx;

    #define CV_GRAPH_EDGE_FIELDS()      ¥
        int flags; /* 辺フラグ */     ¥
        float weight; /* 辺の重み */ ¥
        struct CvGraphEdge* next[2]; /* 辺リストにおける次の辺.始点(0),終点(1) */ ¥
        struct CvGraphVtx* vtx[2]; /* 始点(0),終点(1) */

    typedef struct CvGraphEdge
    {
        CV_GRAPH_EDGE_FIELDS()
    }
    CvGraphEdge;

    #define  CV_GRAPH_FIELDS()                  ¥
        CV_SET_FIELDS() /* 頂点のセット */   ¥
        CvSet* edges;   /* 辺のセット*/

    typedef struct CvGraph
    {
        CV_GRAPH_FIELDS()
    }
    CvGraph;

構造体 CvGraph は,OpenCVで使用されるグラフの基本構造である.

グラフ構造体は,CvSet(一般的なグラフの特性とグラフ頂点を記述)を継承し, さらにメンバーとしてもう一つのセット(グラフの辺を記述)を含んでいる.

頂点,辺,グラフヘッダの構造体は,他の拡張可能なOpenCVの構造体と同じ方法(構造体の拡張やカスタマイズをシンプルにするマクロを用いて)で宣言される. 頂点と辺の構造体は明示的には CvSetElem を継承していないが, それらはセットの要素の二つの条件(先頭に整数フィールドflagsを持ち,CvSetElem構造体と合致する)を満足している. フィールド flags は,頂点と辺が存在していることを示すだけでなく,他の目的 (例えば,グラフの走査(cvCreateGraphScanner 等を参照))にも用いられるので, このフィールドを直接使用しないほうが良い.

グラフは辺のセットとして表現され,各辺はそこに接続する辺のリストを持つ.情報の重複をできる限り避けるために,違う頂点への接続リストが交互に配置される.

グラフは有向か無向かのいずれかである.無向グラフの場合,頂点AからBへの接続と,頂点BからAへの接続の区別はなく, グラフ上にはどちらか一方しか同時に存在できない.これらの接続はそれぞれ辺 <A, B> ,<B, A> と表現される.


CreateGraph

空のグラフを生成する

CvGraph* cvCreateGraph( int graph_flags, int header_size, int vtx_size,
                        int edge_size, CvMemStorage* storage );

graph_flags
生成したグラフのタイプ.無向グラフの場合,CV_SEQ_KIND_GRAPH, 有向グラフの場合,CV_SEQ_KIND_GRAPH | CV_GRAPH_FLAG_ORIENTED
header_size
グラフのヘッダサイズ (sizeof(CvGraph)以上).
vtx_size
グラフの頂点サイズ(カスタマイズされた頂点の構造体は CvGraphVtx で始まらなければならない( CV_GRAPH_VERTEX_FIELDS() を使用)).
edge_size
グラフの辺サイズ(カスタマイズされた辺の構造体は CvGraphEdge で始まらなければならない( CV_GRAPH_EDGE_FIELDS() を使用)).
storage
グラフコンテナ.

関数 cvCreateGraph は,空のグラフを生成し,そのポインタを返す.


GraphAddVtx

グラフに頂点を追加する

int cvGraphAddVtx( CvGraph* graph, const CvGraphVtx* vtx=NULL,
                   CvGraphVtx** inserted_vtx=NULL );

graph
グラフ.
vtx
追加される頂点の初期化に使用される,オプションの入力引数(sizeof(CvGraphVtx)の領域を超えたユーザー定義フィールドのみコピーされる).
inserted_vertex
オプションの出力引数.NULLでない場合,新しい頂点のアドレスがここに書かれる.

関数 cvGraphAddVtx はグラフに頂点を追加し,頂点のインデックスを返す.


GraphRemoveVtx

グラフから頂点を削除する(インデックス指定)

int cvGraphRemoveVtx( CvGraph* graph, int index );

graph
グラフ.
vtx_idx
削除される頂点のインデックス.

関数 cvGraphRemoveVtx は,指定した頂点とその頂点に接続するすべての辺をグラフから削除する. 入力された頂点がグラフに存在しない場合は,エラーを出力する. 戻り値は削除された辺の数,あるいは頂点がグラフに存在しない場合は-1である.


GraphRemoveVtxByPtr

グラフから頂点を削除する(ポインタ指定)

int cvGraphRemoveVtxByPtr( CvGraph* graph, CvGraphVtx* vtx );

graph
グラフ.
vtx
削除される頂点へのポインタ.

関数 cvGraphRemoveVtxByPtr は,指定した頂点とその頂点に接続するすべての辺をグラフから削除する. 入力された頂点がグラフに存在しない場合は,エラーを出力する. 戻り値は削除された辺の数,あるいは頂点がグラフに存在しない場合は-1である.


GetGraphVtx

インデックスを用いてグラフの頂点を検索する

CvGraphVtx* cvGetGraphVtx( CvGraph* graph, int vtx_idx );

graph
グラフ.
vtx_idx
頂点のインデックス.

関数 cvGetGraphVtx は,グラフの頂点をインデックスから検索し,そのポインタを返す. 頂点がグラフ内に存在しない場合は,NULLを返す.


GraphVtxIdx

グラフ頂点のインデックスを返す

int cvGraphVtxIdx( CvGraph* graph, CvGraphVtx* vtx );

graph
グラフ.
vtx
グラフ頂点へのポインタ.

関数 cvGraphVtxIdx は,ポインタで指定されたグラフ頂点のインデックスを返す.


GraphAddEdge

グラフに辺を追加する(インデックス指定)

int cvGraphAddEdge( CvGraph* graph, int start_idx, int end_idx,
                    const CvGraphEdge* edge=NULL, CvGraphEdge** inserted_edge=NULL );

graph
グラフ.
start_idx
辺の始点を示すインデックス.
end_idx
辺の終点を示すインデックス.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.
edge
オプションの入力パラメータ.辺の初期化のためのデータ.
inserted_edge
入力された辺のアドレスを保存するための,オプションの出力パラメータ.

関数 cvGraphAddEdge は,指定した二つの頂点を接続する. この関数は,追加に成功すると1を返し,すでに二つの頂点を接続する辺が存在する場合は0を返し, 頂点のどちらかが存在しない,始点と終点が同じとき,他の重大な問題があるときには-1を返す. 後者の場合(すなわち,結果が負のとき),この関数はデフォルトでエラーも出力する.


GraphAddEdgeByPtr

グラフに辺を追加する(ポインタ指定)

int cvGraphAddEdgeByPtr( CvGraph* graph, CvGraphVtx* start_vtx, CvGraphVtx* end_vtx,
                         const CvGraphEdge* edge=NULL, CvGraphEdge** inserted_edge=NULL );

graph
グラフ.
start_vtx
辺の始点を示す頂点へのポインタ.
end_vtx
辺の終点を示す頂点へのポインタ.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.
edge
オプションの入力パラメータ,辺の初期化データ.
inserted_edge
辺の集合の中で入力された辺のアドレスを保存するための,オプションの出力パラメータ.

関数 cvGraphAddEdgeByPtr は指定した二つの頂点を接続する. この関数は,追加に成功すると1を返し,すでに二つの頂点を接続する辺が存在する場合は0を返し, 頂点のどちらかが存在しない,始点と終点が同じとき,他の重大な問題があるときには-1を返す. 後者の場合(すなわち,結果が負のとき),関数はデフォルトでエラーも出力する.


GraphRemoveEdge

グラフから辺を削除する(インデックス指定)

void cvGraphRemoveEdge( CvGraph* graph, int start_idx, int end_idx );

graph
グラフ.
start_idx
辺の始点を示す頂点のインデックス.
end_idx
辺の終点を示す頂点のインデックス.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.

関数 cvGraphRemoveEdge は,指定された二つの頂点を接続する辺を削除する. 頂点が(この順序で)接続されていない場合,この関数は何もしない.


GraphRemoveEdgeByPtr

グラフから辺を削除する(ポインタ指定)

void cvGraphRemoveEdgeByPtr( CvGraph* graph, CvGraphVtx* start_vtx, CvGraphVtx* end_vtx );

graph
グラフ.
start_vtx
辺の始点を示す頂点へのポインタ.
end_vtx
辺の終点を示す頂点へのポインタ.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.

関数 cvGraphRemoveEdgeByPtr は,指定された二つの頂点を接続する辺を削除する. 頂点が(この順序で)接続されていない場合,この関数は何もしない.


FindGraphEdge

グラフから辺を検出する(インデックス指定)

CvGraphEdge* cvFindGraphEdge( const CvGraph* graph, int start_idx, int end_idx );
#define cvGraphFindEdge cvFindGraphEdge

graph
グラフ.
start_idx
辺の始点を示す頂点のインデックス.
end_idx
辺の終点を示す頂点のインデックス.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.

関数 cvFindGraphEdge は,指定した二つの頂点を接続する辺を検出し,そのポインタを返す. 辺が存在しない場合はNULLを返す.


FindGraphEdgeByPtr

グラフから辺を検出する(ポインタ指定)

CvGraphEdge* cvFindGraphEdgeByPtr( const CvGraph* graph, const CvGraphVtx* start_vtx,
                                   const CvGraphVtx* end_vtx );
#define cvGraphFindEdgeByPtr cvFindGraphEdgeByPtr

graph
グラフ.
start_vtx
辺の始点を示す頂点へのポインタ.
end_vtx
辺の終点を示す頂点へのポインタ.無向グラフの場合,順序はどちらでもよい.

関数 cvFindGraphEdgeByPtr は,指定した二つの頂点を接続する辺を検出し,そのポインタを返す. 辺が存在しない場合はNULLを返す.


GraphEdgeIdx

グラフの辺のインデックスを返す

int cvGraphEdgeIdx( CvGraph* graph, CvGraphEdge* edge );

graph
グラフ.
edge
辺へのポインタ.

関数 cvGraphEdgeIdx は,グラフの辺のインデックスを返す.


GraphVtxDegree

頂点に接続している辺の数を数える(インデックス指定)

int cvGraphVtxDegree( const CvGraph* graph, int vtx_idx );

graph
グラフ.
vtx
頂点のインデックス.

関数 cvGraphVtxDegree は,指定した頂点に接続した(入る/出る両方向の)辺の数を返す. 辺の数を数えるために,以下のコードが用いられる.

    CvGraphEdge* edge = vertex->first; int count = 0;
    while( edge )
    {
        edge = CV_NEXT_GRAPH_EDGE( edge, vertex );
        count++;
    }

マクロ CV_NEXT_GRAPH_EDGE( edge, vertex ) は, vertex へ接続する,edge の次の辺を返す.


GraphVtxDegreeByPtr

頂点に接続している辺の数を数える(ポインタ指定)

int cvGraphVtxDegreeByPtr( const CvGraph* graph, const CvGraphVtx* vtx );

graph
グラフ.
vtx
頂点へのポインタ.

関数 cvGraphVtxDegreeByPtr は,指定した頂点に接続した(入る/出る両方向の)辺の数を返す.


ClearGraph

グラフをクリアする

void cvClearGraph( CvGraph* graph );

graph
グラフ.

関数 cvClearGraph は,グラフから全ての頂点と辺を削除する. この関数の時間計算量は O(1)である.


CloneGraph

グラフをコピーする

CvGraph* cvCloneGraph( const CvGraph* graph, CvMemStorage* storage );

graph
コピーするグラフ.
storage
コピーのためのコンテナ.

関数 cvCloneGraph は,グラフの完全コピーを作成する. グラフの頂点や辺が外部データへのポインタを持つ場合,そのポインタはコピーしたグラフでも共有される. この関数は頂点や辺の集合を最適化(デフラグメント)するため,新しいグラフの頂点と辺のインデックスが元のグラフのものと違う可能性がある.


CvGraphScanner

グラフ走査状態のための構造体

    typedef struct CvGraphScanner
    {
        CvGraphVtx* vtx;       /* 現在の頂点(あるいは辺の始点) */
        CvGraphVtx* dst;       /* 現在の辺の接続先頂点 */
        CvGraphEdge* edge;     /* 現在の辺 */

        CvGraph* graph;        /* 走査中のグラフ */
        CvSeq*   stack;        /* 走査中の頂点スタック */
        int      index;        /* 走査済みの頂点の下限インデックス */
        int      mask;         /* イベントマスク */
    }
    CvGraphScanner;

構造体 CvGraphScanner は,深さ優先走査のために用いられる. 以下の関数の説明を参照.


CreateGraphScanner

グラフの深さ優先走査のための構造体を生成する

CvGraphScanner* cvCreateGraphScanner( CvGraph* graph, CvGraphVtx* vtx=NULL,
                                       int mask=CV_GRAPH_ALL_ITEMS );

graph
グラフ.
vtx
走査開始頂点.NULLの場合,走査は先頭の頂点(頂点シーケンスのうち最小のインデックスを持つ頂点)から始まる.
mask
イベントマスク.どのイベントにユーザが着目したいのかを指定する (関数 cvNextGraphItem はユーザーにコントロールを返す). CV_GRAPH_ALL_ITEMS(すべてのイベントに着目)か,以下のフラグの組み合わせ.
  • CV_GRAPH_VERTEX - はじめてアクセスした頂点で停止する
  • CV_GRAPH_TREE_EDGE - tree edgeで停止する (tree edge は最後にアクセスした頂点と次にアクセスされる頂点を接続する辺のこと)
  • CV_GRAPH_BACK_EDGE - back edgeで停止する (back edge は最後にアクセスした頂点と探索木内でのその親のいずれかを接続する辺のこと)
  • CV_GRAPH_FORWARD_EDGE - forward edgeで停止する (forward edge は最後にアクセスした頂点と探索木内でのその子のいずれかを接続する辺のこと. forward edge は有向グラフの走査においてのみ有効)
  • CV_GRAPH_CROSS_EDGE - cross edgeで停止する (cross edge は異なる探索木同士か同じ木の枝同士を接続する辺のこと. cross edges は有向グラフの走査においてのみ有効)
  • CV_GRAPH_ANY_EDGE - 任意の辺で停止する(tree, back, forward そしてcross edges
  • CV_GRAPH_NEW_TREE - すべての新しい探索木の先頭で停止する. 走査プロセスが,走査開始頂点(initial vertex)から到達可能なすべての頂点と辺にアクセスする場合 (アクセスされた頂点は辺とともに一つの木(tree)を構成する),グラフ中でまだアクセスされていない頂点を探索し, その頂点からの探索を再開する.新しい木の開始前(最初に cvNextGraphItem が呼ばれる,全く初めての場合も含む)に, CV_GRAPH_NEW_TREE イベントを生成する.
    無向グラフにおいては,各探索木が,グラフの接続される一つの成分に対応する.
  • CV_GRAPH_BACKTRACKING - 逆探索(バックトラッキング,既にアクセスされた頂点を逆に戻っていく)中に,すべてのアクセス済みの頂点で停止する.

関数 cvCreateGraphScanner は深さ優先走査のための構造体を生成する. 初期化された構造体は,関数 cvNextGraphItem (逐次走査処理)で用いられる.


NextGraphItem

グラフ走査処理を1ステップ,あるいは数ステップ進める

int cvNextGraphItem( CvGraphScanner* scanner );

scanner
グラフ走査状態.この関数で更新される.

関数 cvNextGraphItem は,ユーザーが着目したイベント (cvCreateGraphScannermask 引数で指定される) に合致するか, すべての走査が終了するまで,グラフ内を順に走査する. 前者の場合,この関数は上記の mask パラメータで指定されたイベントを返し,次の呼び出しで走査を再開する. 後者の場合,CV_GRAPH_OVER (-1) を返す. イベントが CV_GRAPH_VERTEXCV_GRAPH_BACKTRACKINGCV_GRAPH_NEW_TREE の場合, 現在の走査中の頂点は scanner->vtx に保存される. 辺に関係しているイベントの場合,現在走査対象の辺は scanner->edge に, 一つ前にアクセスした頂点は scanner->vtx に, 辺のもう一方(終点)の頂点は scanner->dst にそれぞれ保存される.


ReleaseGraphScanner

グラフの走査処理を終了する

void cvReleaseGraphScanner( CvGraphScanner** scanner );

scanner
スキャナへのポインタのポインタ.

関数 cvGraphScanner は,グラフの走査処理を終了し,スキャナを解放する.

OpenCV-1.0 リファレンス マニュアル
OpenCV-1.1pre リファレンス マニュアル
OpenCVサンプルコード


CV_ASSERT
CV_CALL
CV_CHECK
CV_CMP
CV_ERROR
CV_FUNCNAME
CV_GET_SEQ_ELEM
CV_GRAPH_EDGE_FIELDS
CV_GRAPH_FIELDS
CV_GRAPH_VERTEX_FIELDS
CV_IABS
CV_IMAGE_ELEM
CV_IMAX
CV_IMIN
CV_NODE_HAS_NAME
CV_NODE_IS_COLLECTION
CV_NODE_IS_EMPTY
CV_NODE_IS_FLOW
CV_NODE_IS_INT
CV_NODE_IS_MAP
CV_NODE_IS_REAL
CV_NODE_IS_SEQ
CV_NODE_IS_STRING
CV_NODE_IS_USER
CV_NODE_SEQ_IS_SIMPLE
CV_QUADEDGE2D_FIELDS
CV_RGB
CV_SEQUENCE_FIELDS
CV_SET_FIELDS
CV_SIGN
CV_SUBDIV2D_FIELDS
CV_SUBDIV2D_POINT_FIELDS
CV_SWAP
CV_TREE_NODE_FIELDS
CV_TURN_ON_IPL_COMPATIBILITY
EXIT
MAX
MIN
OPENCV_ASSERT
OPENCV_CALL
OPENCV_ERRCHK
OPENCV_ERROR
__BEGIN__
__END__

CvANN_MLP
CvANN_MLP::create
CvANN_MLP::train
CvANN_MLP_TrainParams
CvArr
CvAttrList
CvBoost
CvBoost::get_weak_predictors
CvBoost::predict
CvBoost::prune
CvBoost::train
CvBoostParams
CvBoostTree
CvBox2D
CvCapture
CvConDensation
CvConnectedComp
CvConvexityDefect
CvDTree
CvDTree::predict
CvDTree::train
CvDTreeNode
CvDTreeParams
CvDTreeSplit
CvDTreeTrainData
CvEM
CvEM::train
CvEMParams
CvFileNode
CvFileStorage
CvGraph
CvGraphScanner
CvHMM
CvHaarClassifier
CvHaarClassifierCascade
CvHaarFeature
CvHaarStageClassifier
CvHistogram
CvImgObsInfo
CvKNearest
CvKNearest::find_nearest
CvKNearest_train
CvKalman
CvMat
CvMatND
CvMemBlock
CvMemStorage
CvMemStoragePos
CvNormalBayesClassifier
CvNormalBayesClassifier::predict
CvNormalBayesClassifier::train
CvPoint
CvPoint2D32f
CvPoint2D64f
CvPoint3D32f
CvPoint3D64f
CvQuadEdge2D
CvRTParams
CvRTrees
CvRTrees::get_proximity
CvRTrees::get_var_importance
CvRTrees::predict
CvRTrees::train
CvRect
CvSVM
CvSVM::get_default_grid
CvSVM::get_params
CvSVM::get_support_vector
CvSVM::train
CvSVM::train_auto
CvSVMParams
CvScalar
CvSeq
CvSeqBlock
CvSet
CvSize
CvSize2D32f
CvSlice
CvSparseMat
CvStatModel
CvStatModel::CvStatModel
CvStatModel::CvStatModel(data)
CvStatModel::clear
CvStatModel::load
CvStatModel::predict
CvStatModel::read
CvStatModel::save
CvStatModel::train
CvStatModel::write
CvStatModel::~CvStatModel
CvStereoBMState
CvStereoGCState
CvSubdiv2D
CvSubdiv2DPoint
CvTermCriteria
CvTreeNodeIterator
CvTypeInfo
IplImage
RTreesOOBerror

cv2DRotationMatrix
cv3dTrackerCalibrateCameras
cv3dTrackerLocateObjects
cvAbs
cvAbsDiff
cvAbsDiffS
cvAcc
cvAdaptiveThreshold
cvAdd
cvAddS
cvAddWeighted
cvAlloc
cvAnd
cvAndS
cvApproxChains
cvApproxPoly
cvArcLength
cvAvg
cvAvgSdv
cvBackProjectPCA
cvBoundingRect
cvBoxPoints
cvCalcBackProject
cvCalcBackProjectPatch
cvCalcCovarMatrix
cvCalcCovarMatrixEx
cvCalcDecompCoeff
cvCalcEMD2
cvCalcEigenObjects
cvCalcGlobalOrientation
cvCalcHist
cvCalcImageHomography
cvCalcMotionGradient
cvCalcOpticalFlowBM
cvCalcOpticalFlowHS
cvCalcOpticalFlowLK
cvCalcOpticalFlowPyrLK
cvCalcPCA
cvCalcPGH
cvCalcProbDensity
cvCalcSubdivVoronoi2D
cvCalibrateCamera2
cvCalibrationMatrixValues
cvCamShift
cvCanny
cvCartToPolar
cvCbrt
cvCheckArr
cvCheckArray
cvCheckContourConvexity
cvCircle
cvClearGraph
cvClearHist
cvClearMemStorage
cvClearND
cvClearSeq
cvClearSet
cvClearSubdivVoronoi2D
cvClipLine
cvClone
cvCloneGraph
cvCloneImage
cvCloneMat
cvCloneMatND
cvCloneSeq
cvCloneSparseMat
cvCmp
cvCmpS
cvCompareHist
cvComputeCorrespondEpilines
cvConDensInitSampleSet
cvConDensUpdateByTime
cvContourArea
cvContourFromContourTree
cvConvert
cvConvertImage
cvConvertPointsHomogeneous
cvConvertScale
cvConvertScaleAbs
cvConvexHull2
cvConvexityDefects
cvCopy
cvCopyHist
cvCopyMakeBorder
cvCornerEigenValsAndVecs
cvCornerHarris
cvCornerMinEigenVal
cvCountNonZero
cvCreate2DHMM
cvCreateCameraCapture
cvCreateChildMemStorage
cvCreateConDensation
cvCreateContourTree
cvCreateData
cvCreateFeatureTree
cvCreateFileCapture
cvCreateGraph
cvCreateGraphScanner
cvCreateHist
cvCreateImage
cvCreateImageHeader
cvCreateKalman
cvCreateMat
cvCreateMatHeader
cvCreateMatND
cvCreateMatNDHeader
cvCreateMemStorage
cvCreateObsInfo
cvCreatePOSITObject
cvCreateSeq
cvCreateSet
cvCreateSparseMat
cvCreateStereoBMState
cvCreateStereoGCState
cvCreateStructuringElementEx
cvCreateSubdivDelaunay2D
cvCreateTrackbar
cvCreateVideoWriter
cvCrossProduct
cvCvtColor
cvCvtPixToPlane
cvCvtPlaneToPix
cvCvtScale
cvCvtScaleAbs
cvCvtSeqToArray
cvDCT
cvDFT
cvDecRefData
cvDeleteMoire
cvDestroyAllWindows
cvDestroyWindow
cvDet
cvDilate
cvDistTransform
cvDiv
cvDotProduct
cvDrawChessBoardCorners
cvDrawContours
cvDynamicCorrespondMulti
cvEViterbi
cvEigenDecomposite
cvEigenProjection
cvEigenVV
cvEllipse
cvEllipse2Poly
cvEllipseBox
cvEndFindContours
cvEndWriteSeq
cvEndWriteStruct
cvEqualizeHist
cvErode
cvError
cvErrorStr
cvEstimateHMMStateParams
cvEstimateObsProb
cvEstimateTransProb
cvExp
cvExtractSURF
cvFastArctan
cvFillConvexPoly
cvFillPoly
cvFilter2D
cvFindChessboardCorners
cvFindContours
cvFindCornerSubPix
cvFindExtrinsicCameraParams2
cvFindFeatures
cvFindFeaturesBoxed
cvFindFundamentalMat
cvFindGraphEdge
cvFindGraphEdgeByPtr
cvFindHomography
cvFindNearestPoint2D
cvFindNextContour
cvFindRuns
cvFindStereoCorrespondence
cvFindStereoCorrespondenceBM
cvFindStereoCorrespondenceGC
cvFindType
cvFirstType
cvFitEllipse2
cvFitLine2D
cvFlip
cvFloodFill
cvFlushSeqWriter
cvFree
cvGEMM
cvGet1D
cvGet2D
cvGet3D
cvGetAffineTransform
cvGetCaptureProperty
cvGetCentralMoment
cvGetCol
cvGetCols
cvGetDiag
cvGetDims
cvGetElemType
cvGetErrMode
cvGetErrStatus
cvGetFileNode
cvGetFileNodeByName
cvGetFileNodeName
cvGetGraphVtx
cvGetHashedKey
cvGetHistValue_1D
cvGetHistValue_2D
cvGetHistValue_3D
cvGetHistValue_nD
cvGetHuMoments
cvGetImage
cvGetImageCOI
cvGetImageROI
cvGetMat
cvGetMinMaxHistValue
cvGetModuleInfo
cvGetND
cvGetNextSparseNode
cvGetNormalizedCentralMoment
cvGetNumThreads
cvGetOptimalDFTSize
cvGetPerspectiveTransform
cvGetQuadrangleSubPix
cvGetRawData
cvGetReal1D
cvGetReal2D
cvGetReal3D
cvGetRealND
cvGetRectSubPix
cvGetRootFileNode
cvGetRow
cvGetRows
cvGetSeqElem
cvGetSeqReaderPos
cvGetSetElem
cvGetSize
cvGetSpatialMoment
cvGetSubRect
cvGetTextSize
cvGetThreadNum
cvGetTickCount
cvGetTickFrequency
cvGetTrackbarPos
cvGetWindowHandle
cvGetWindowName
cvGoodFeaturesToTrack
cvGrabFrame
cvGraphAddEdge
cvGraphAddEdgeByPtr
cvGraphAddVtx
cvGraphEdgeIdx
cvGraphFindEdge
cvGraphFindEdgeByPtr
cvGraphRemoveEdge
cvGraphRemoveEdgeByPtr
cvGraphRemoveVtx
cvGraphRemoveVtxByPtr
cvGraphVtxDegree
cvGraphVtxDegreeByPtr
cvGraphVtxIdx
cvGuiBoxReport
cvHaarDetectObjects
cvHoughCircles
cvHoughLines2
cvImgToObs_DCT
cvInRange
cvInRangeS
cvIncRefData
cvInitFont
cvInitImageHeader
cvInitLineIterator
cvInitMatHeader
cvInitMatNDHeader
cvInitMixSegm
cvInitSparseMatIterator
cvInitSystem
cvInitTreeNodeIterator
cvInitUndistortMap
cvInitUndistortRectifyMap
cvInpaint
cvInsertNodeIntoTree
cvIntegral
cvInv
cvInvSqrt
cvInvert
cvIsInf
cvIsNaN
cvKMeans2
cvKalmanCorrect
cvKalmanPredict
cvKalmanUpdateByMeasurement
cvKalmanUpdateByTime
cvLUT
cvLaplace
cvLine
cvLoad
cvLoadHaarClassifierCascade
cvLoadImage
cvLog
cvLogPolar
cvMahalanobis
cvMakeAlphaScanlines
cvMakeHistHeaderForArray
cvMakeScanlines
cvMakeSeqHeaderForArray
cvMat
cvMatMul
cvMatMulAdd
cvMatchContourTrees
cvMatchShapes
cvMatchTemplate
cvMax
cvMaxRect
cvMaxS
cvMeanShift
cvMemStorageAlloc
cvMemStorageAllocString
cvMerge
cvMin
cvMinAreaRect2
cvMinEnclosingCircle
cvMinMaxLoc
cvMinS
cvMirror
cvMixChannels
cvMixSegmL2
cvMoments
cvMorphEpilinesMulti
cvMorphologyEx
cvMoveWindow
cvMul
cvMulAddS
cvMulSpectrums
cvMulTransposed
cvMultiplyAcc
cvNamedWindow
cvNextGraphItem
cvNextTreeNode
cvNorm
cvNormalize
cvNormalizeHist
cvNot
cvNulDevReport
cvOpenFileStorage
cvOr
cvOrS
cvPOSIT
cvPerspectiveTransform
cvPointPolygonTest
cvPointSeqFromMat
cvPolarToCart
cvPolyLine
cvPostWarpImage
cvPow
cvPreCornerDetect
cvPreWarpImage
cvPrevTreeNode
cvProjectPCA
cvProjectPoints2
cvPtr1D
cvPtr2D
cvPtr3D
cvPtrND
cvPutText
cvPyrDown
cvPyrMeanShiftFiltering
cvPyrSegmentation
cvPyrUp
cvQueryFrame
cvQueryHistValue_1D
cvQueryHistValue_2D
cvQueryHistValue_3D
cvQueryHistValue_nD
cvRNG
cvRandArr
cvRandInt
cvRandReal
cvRandShuffle
cvRange
cvRead
cvReadByName
cvReadChainPoint
cvReadInt
cvReadIntByName
cvReadRawData
cvReadRawDataSlice
cvReadReal
cvReadRealByName
cvReadString
cvReadStringByName
cvRectangle
cvRedirectError
cvReduce
cvRegisterModule
cvRegisterType
cvRelease
cvRelease2DHMM
cvReleaseCapture
cvReleaseConDensation
cvReleaseData
cvReleaseFeatureTree
cvReleaseFileStorage
cvReleaseGraphScanner
cvReleaseHaarClassifierCascade
cvReleaseHist
cvReleaseImage
cvReleaseImageHeader
cvReleaseKalman
cvReleaseMat
cvReleaseMatND
cvReleaseMemStorage
cvReleaseObsInfo
cvReleasePOSITObject
cvReleaseSparseMat
cvReleaseStereoBMState
cvReleaseStereoGCState
cvReleaseStructuringElement
cvReleaseVideoWriter
cvRemap
cvRemoveNodeFromTree
cvRepeat
cvReprojectImageTo3D
cvResetImageROI
cvReshape
cvReshapeMatND
cvReshapeND
cvResize
cvResizeWindow
cvRestoreMemStoragePos
cvRetrieveFrame
cvRodrigues2
cvRound
cvRunHaarClassifierCascade
cvRunningAvg
cvSVBkSb
cvSVD
cvSampleLine
cvSave
cvSaveImage
cvSaveMemStoragePos
cvScale
cvScaleAdd
cvSegmentMotion
cvSeqElemIdx
cvSeqInsert
cvSeqInsertSlice
cvSeqInvert
cvSeqPartition
cvSeqPop
cvSeqPopFront
cvSeqPopMulti
cvSeqPush
cvSeqPushFront
cvSeqPushMulti
cvSeqRemove
cvSeqRemoveSlice
cvSeqSearch
cvSeqSlice
cvSeqSort
cvSet
cvSet1D
cvSet2D
cvSet3D
cvSetAdd
cvSetCaptureProperty
cvSetData
cvSetErrMode
cvSetErrStatus
cvSetHistBinRanges
cvSetIPLAllocators
cvSetIdentity
cvSetImageCOI
cvSetImageROI
cvSetImagesForHaarClassifierCascade
cvSetMemoryManager
cvSetMouseCallback
cvSetND
cvSetNew
cvSetNumThreads
cvSetReal1D
cvSetReal2D
cvSetReal3D
cvSetRealND
cvSetRemove
cvSetRemoveByPtr
cvSetSeqBlockSize
cvSetSeqReaderPos
cvSetTrackbarPos
cvSetZero
cvShowImage
cvSmooth
cvSnakeImage
cvSobel
cvSolveCubic
cvSolvePoly
cvSplit
cvSqrt
cvSquareAcc
cvStartAppendToSeq
cvStartFindContours
cvStartNextStream
cvStartReadChainPoints
cvStartReadRawData
cvStartReadSeq
cvStartWriteSeq
cvStartWriteStruct
cvStdErrReport
cvStereoCalibrate
cvStereoRectify
cvStereoRectifyUncalibrated
cvSub
cvSubRS
cvSubS
cvSubdiv2DEdgeDst
cvSubdiv2DEdgeOrg
cvSubdiv2DGetEdge
cvSubdiv2DLocate
cvSubdiv2DNextEdge
cvSubdiv2DRotateEdge
cvSubdivDelaunay2DInsert
cvSubstituteContour
cvSum
cvT
cvThreshHist
cvThreshold
cvTrace
cvTransform
cvTranspose
cvTreeToNodeSeq
cvTypeOf
cvUndistort2
cvUndistortPoints
cvUniformImgSegm
cvUnregisterType
cvUpdateMotionHistory
cvUseOptimized
cvWaitKey
cvWarpAffine
cvWarpPerspective
cvWarpPerspectiveQMatrix
cvWatershed
cvWrite
cvWriteComment
cvWriteFileNode
cvWriteFrame
cvWriteInt
cvWriteRawData
cvWriteReal
cvWriteString
cvXor
cvXorS
cvZero
cvmGet
cvmSet
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